hiroo-off17のブログ

個人的考察・雑談

昨今の世界情勢についての考察

約2年前にコロナウィルスが確認され、ほどなくして世界的なパンデミックとなり、世界中の人々の生活様式・人間関係など非常に多くのことが激変しました。

その後、ロシアによるウクライナ侵攻があり、日本では安倍元総理が暗殺されました・・・。

岸田総理は「今は戦後最大の動乱期」と発言しています。

みなさんは現在のこの世界情勢について、どのように認識しているでしょうか?

私は大別して次の大きな3つのグループに分けられると思っています。

 

なお、それぞれのグループごとに優劣を付ける意図はありません。現時点でどれが正解かどうかの確たる証拠なんてありませんからね。

個人個人唯一無二の存在であるみなさんの思考の選択を尊重します。

 

 

  • 大手メディア・政府に大筋で信用を置いているグループ

自然由来のウィルスが不運にも人から人へ感染するように変異し、世界的な機関が全世界の国々・そこに暮らす人々に呼びかけ全力でその蔓延を防ごうとしたが、残念ながらスペイン風邪から100年ぶりの世界的なパンデミックとなってしまった。

その混乱に乗じて自国の利益のみを優先し他国へ武力侵攻をする国も現れ、日本でも個人的な恨みによって元総理が凶弾に倒れた。

これはテレビ・新聞といったメインストリームメディアから報道されるものであり、常識的・一般的で多数派の認識ですね。

大手メディアの報道や政府に対して100%信用しているわけではないが、重要な事柄については致命的な間違いはないだろうと認識している人達のグループ。

現時点の日本で、こういった認識をしている人達の割合は恐らくですが、約65%くらいになると思われます。

 

  • 大手メディア・政府に疑問を持ち始めた人のグループ

政府や大手メディアの報道の通りに徹底した対策をしてきた結果、ワクチン接種率・マスク着用率が世界でも上位だが、コロナウィルスの新規陽性・感染者数が世界1位になってしまった。

欧米では新規陽性者の集計をやめることでほぼパンデミック以前の生活を取り戻している。(マスク不要)

また、ロシア・ウクライナ情勢もNATO*1をはじめとする国々の支援・経済制裁もあまり効果を出せず、逆にヨーロッパ諸国が高熱費・物価の上昇などに苦しんでいる。(ロシアからの輸入に頼っていたエネルギーが滞ったため)

日本では安倍元総理を襲った容疑者がある宗教団体に対する恨みによる犯行だと判明し、その後の調査で自民党とその宗教団体との癒着が連日取りだたされている。

また、2021年東京オリンピック時の贈収賄疑惑の捜査が行われ、それは政府関係者にも及ぶ可能性があります。

 

これまでの世界なら、政府の方針やそれに追従したメディアの報道によってここまで良くない状況になることはありませんでした。さらに、次々と浮上してくる政治と金・宗教とのつながり。

こういった出来事を経験して「あれ?なんかおかしいな」とか「このままでいいのだろうか?」という不安や疑問を抱き始めた人々のグループ約25%くらいになるかと思います。(このグループの人数は日を追うごとに増えていると感じています。

 

  • 何者かの陰謀によって引き起こされていると認識しているグループ

近年、起きている一連の出来事は特定の大きな力を持った組織によって起こされた。もしくは、発端は偶発的だったが、不当な利益を得ようとする組織によって状況が悪化したと認識しているグループ。

残りの約10%の人々がこういう認識をしていると考察しております。

こういった考え方はいわゆる「陰謀論と呼ばれています。

陰謀論といっても、とてもにわかには信じられないような内容や実際のデータに基づいた整合性のとれたものなど、多種多様です。

大手メディアや政府は前者の「信憑性が薄いと思われるもの(実際は真実の可能性もある)」を引き合いに出して、後者の理に叶った内容も一緒くたにし、危険な思想・考えというような報道をする傾向が強いです。

例をあげると、前者の例→世界は爬虫類型宇宙人に支配されている

後者の例→今回のパンデミック中に世界の富豪の上位10人がその資産を倍増させた。というような感じです。

後者の例は間違いのない事実ですが、前者のような例を引き合いに出すことによって、どちらもデマやおかしな考えだというような方向へ誘導する意図が感じられます。

 

意外と知られていませんが、YouTubeでもこういった内容の配信チャンネルは厳しい規制がかけられ、登録者が10万人以上に育つ前にチャンネルバン(配信停止)されてしまっています。

そのため、なかなか多くの人の目には届かず、それをカルト宗教と同列的な立ち位置にしようとする作戦は成功していたとも言えます。

 

しかし、今年(2022年)7月に行われた参議院選ではこういった考え方を持った候補者や政党が今まででは考えられないほど多くの票を獲得しました

その中でも活躍が著しかったのは、初めて議席を獲得して国政政党になった参政党*2議席は獲得できなかったものの、党立ち上げから短期間で19万票以上を集めたごぼうの党*3です。

どちらの党も根拠が乏しい陰謀論的な考えを公式には発言していませんが、国家以上の力を持った組織が世界を牛耳り動かしているといった認識を共通して持っています。

こういった動向をふまえると今後、このグループの人達も増加傾向になっていくと予想されます。

 

  • 最後に

いかがでしたでしょうか。文字の量で私の属しているグループはおおよそ予測できたかと思います。

普段皆さんが目にする大手メディアの記事や報道は、多数派の視点で作られたものがほとんどですよね。

私のような少数派の人間の考察を「レアで面白いかも」と感じてもらえたら嬉しいです✨

 

*1:北大西洋条約機構。加盟国の領土及び国民を防衛することが最大の責務。

*2:2020年に設立された保守色の強い政党。2022年の参議院選ではYouTubeなどのSNSを活用し、大きく票を伸ばした。子供教育、食と健康・環境保全、国のまもりの3つを重点政策として掲げる。

*3:2022年の参議院選において政党要件を満たしていない確認団体の初陣としては過去最多の得票数だった。若者のための政治を政策として掲げる。俳優などの著名人が支持を表明したことでも話題となった。